近年、インターネット広告は、わざわざ広告代理店を通さずとも、個人でも少額で掲出することが可能になりました。
そのため、インターネット広告で、「自社商品・サービスをアピールしたい!」と言うニーズは、とてつもない勢いで高まってきています。
しかしながら、インターネット広告は、インターネットのユーザーに対して、様々な角度からアプローチができる・手法が多様化されているため、インターネット広告を掲出する前に、戦略を練る必要が当然あります。
「何を」「誰に」「どのように訴求し」「どうしてほしいのか」です。
ここで重要なファクターは、当然「誰に」「どのように訴求し」ですね。
今回は、ありきたりのお話となってしまうのですが、インターネットユーザーを知るために、広告を見るインターネットユーザーは、どのような分類ができるかご紹介します。
インターネットユーザーの分類が理解できれば、それぞれのユーザーに対してのアプローチが変わる。というのは自ずと見えてくるかと思います。
簡単な図を作ってみました。
至極当然なことなのですが、
広告を掲出する側からは「購入して欲しい・資料請求などして欲しい」という思いを、広告という形にしてユーザーに発信しますが、受け止めるユーザー側は、それぞれ受け止め方が異なります。
本当におおざっぱですが、広告を見る側のユーザーは次の3つの層に分類できます。
潜在層
この層のユーザーは、貴方の訴求したい商品やサービスをまだ知らないレベルです。大きく言うと、マーケット全体を指し示します。
認知層
この層のユーザーは、貴方な訴求したい商品やサービスの概要を知っているというレベルになります。
ただし、誤解を招かないように補足しますと、認知層には、貴方の訴求したい商品名やサービス名そのものではなく、商品やサービスのカテゴリとしてとらえているユーザーも含まれます。例えば、個別の商品名やサービス名は知らないけれども、その類の商品やサービスが存在することを知っている。など。
顕在層
この層のユーザーは、貴方の訴求したい商品やサービスの概要を知っており、商品やサービスに関して詳しく検索し、調べたいと思っている。または、調べていると言うレベルになります。
つまり、3つの層の中では、購買やサービスを享受するユーザーになりやすいと言うことになります。
さて、簡単にユーザー層の分類について説明しましたが、いかがだったでしょうか?
これら、ユーザーのタイプが異なる中で、それぞれの層に対して、同じ手法でアプローチを行わず、戦略立ててアプローチを行うことが、必要不可欠であると言うことを、再度認識いただければ幸いです。