Google Merchant Center にログインしたら表示が英語だった場合の対処法

Google Merchant Center の公式サイトからログインを行うと、アカウントで設定してる言語が日本語にも関わらず、何故か表示が英語になってしまうケースがしばしばあります。

ログイン直後の画面

実はこれ、前述の公式サイトに設置されたログインボタンのリンクに問題がありまして、アカウントの設定と関係なく、表示言語が英語に固定されてしまうというトラップ(?)になっています。

ログインボタンのリンクURLに言語設定のパラメータがついている

Google Merchant Center 公式ページのログインボタン

Merchant Center にログインをする場合、この公式ページからログインする方が多いと思います。

このページの中で、ログインのリンクにカーソルを合わせたときのリンク先URLを確認してみると、次のようなリンクになっていることが分かります。

実は、このURLの中に表示言語を指定するためのパラメータが含まれています。

hl=en

これです。

この hl=〇〇 というのは言語を指定するためのパラメーターになってまして、この値が en だと英語になってしまうのです。強制的に。

※話はそれますが hl=hreflang のことかなと思っていたり

表示言語を英語から日本語に戻す方法

話を戻します。

なぜ表示言語が英語になってしまうか、その仕組みが分かったので、その仕組みを利用して表示言語を日本語に戻してみましょう。

Google Merchant Center ログイン直後、アドレスバーに表示されるURL

Merchant Center にログインすると、ブラウザのアドレスバーには上記のようなURLが表示されているはずです。

このURLの文字列の中で、hl=en となっている箇所を hl=ja に書き換えて再度アクセスし直すだけです。

hl=en を hl=ja に書き換えてアクセスし直したあとの画面表示

これで日本語表示に戻りました。

このURLをお気に入りなどに入れておけば、次回からはこの作業をせずに日本語の画面のまま利用することが可能です。

この問題はGoogleへ報告済み、修正対応を待ちたい

この記事を書いている2020年10月17日現在では、未だにリンクのパラメータとして hl=en が含まれていますが、この問題についてはGoogleに報告済みですので、時期に解消されるはずです。修正対応を待ちましょう。

蛇足ですが、Googleが提供するプロダクトのほとんどで、hl=〇〇 パラメータが有効だったりするので、各種プロダクトやヘルプページを利用している最中など、とっさに言語を変えたいケースがあれば、URLを書き換えるという手段もアリです。

hl=it でイタリア語の表記にしてみた
hl=ru でロシア語

言語設定が急に日本語以外の言語になってしまうと、パニックに陥りやすくなります。特にロシア語やアラビア語など、何を意味しているのか推測も難しいような言語になるとなおのことです。

そんなときはURLの hl=〇〇 パラメータを探して、hl=ja にしてみましょう。

もし hl=〇〇 の文字列がURL内に見つからなければ、URLの末尾に ?hl=ja もしくは &hl=ja を付け加えてあげればOKです。