先日、セキュリティソフトのライセンス期限が切れることを機に、今まで使っていたセキュリティソフトを、Norton Internet Security 2012に乗り換えてみました。
インターネットユーザーがインストールしているセキュリティソフトによっては、リスティング広告のクリック率に影響が出るかもしれないと思ったので、ちょっとご紹介いたします。
ノートン セーフウェブ機能
Norton Internet Security 2012をインストールすると、利用しているブラウザ(IE、Firefox、Google Chrome)で、セーフウェブという機能が追加されます。
このセーフウェブというのは、一言で言うと、検索エンジンの検索結果ページにおいて、サイトの安全性を診断した結果をアイコンで併記して表す機能です。
それで、この機能を有効にした状態で、検索をかけると次のようになります。
上記の画像は、見やすいようにリスティング広告の部分だけ切り抜いております。実際は、オーガニックの結果も同様に表示されます。
これを見ていただくとお分かりのとおり、セーフウェブにより3種類のマークが付与されていますね。気になりますね~。
これらのマークは何を表しているんだろうか
これらのマークをマウスオーバーしてみると、次のようにバルーンが表示されます。
これを見ると、当該のサイトにおいて、各種脅威に対しての安全性が表示されるようになっています。
それぞれのマークがセーフウェブによって付与される条件ですが、主なものとしては下記になるようです。
- Norton Securedマーク
VeriSign SSL または VeriSign Trust Seal をを利用していおり、かつ、Norton Internet Securityの提供元であるSymantec社からの評価の結果、問題がない
- OKマーク
Norton Internet Securityの提供元であるSymantec社からの評価の結果、問題がない
- ?マーク
Norton Internet Securityの提供元であるSymantec社からまだ評価がされていない
ここで、誤解を生まないようにお伝えしておくと、「?マーク」のサイトは安全性がSymantec社によって評価されていないだけであり、危険サイトと認定されているわけではないということ。
自分のサイトが、Symantec社にどう評価されているかは、次のページで確認ができます。
(参考)http://safeweb.norton.com/
また、確認の結果「?マーク」であっても、評価の依頼をSymantec社に依頼できるのでご安心を。
(参考)http://safeweb.norton.com/help/site_owners#getting_rated
【まとめ】んで、クリック率に影響するの?
実際のところは、測定するすべがないため、誰にもわかりません。
ただ、個人情報の取り扱いを気にするようなユーザーは、「Norton Securedマーク」や「OKマーク」をクリックする傾向にあるかもしれないという仮説は立てられます。
中でも、詳細な個人情報を扱うビジネスにおいては、サイトの安全性をアピールできる機会でもあったりするのではないか。とも思ったりもしています。
また、出荷シェアベースになりますが、日本でのNorton Internet Securityのシェアは30%くらいというデータもあるようで、このデータを踏まえると、見えない影響があるのではないでしょうか。
とりとめのない話になってしまいましたが、何かの参考になればという雑記でございました。
[…] て、サイトの安全性を診断した結果をアイコンで併記して表す機能です。 記事の全文はこちら セキュリティソフトがリスティング広告のクリック率を左右しているかもしれない件 […]
[…] […]
初めて知りました。
Nortonをインストールしていると、
このように表示されるのですねぇ。
Nortonのインストール数は相応にあるでしょうから、
明らかにCTRに影響がありそうです。
SSLをベリサインに変更すれば、実証できそうですが、
テストされた方は概要データを共有して欲しいですね。
Norton Internet Securityは使用期限残り10日前後になると、GoogleとYahooの検索でセーフウェブの 安全マークが出なくなるようです。期限が近くなると、勝手に遠隔から操作されるようで気味が悪いです。更に暗号化ファイルにも影響を及ぼすようです。