Goldfinches fighting. / PhillMcIntosh
Google AdWordsのエンハンストキャンペーン、Yahoo!プロモーション広告のユニファイドキャンペーンへの完全移行まで1ヶ月を切りました。未だに色々な意見が絶えないアップグレードですが、個人的に思うことを雑記としてまとめておきたいと思います。
Contents
戦うべきは媒体や仕組みでは無い
今回のアップグレードによって、「スマートフォンだけに配信できなくなった」「クリック単価が上がった」「コンバージョン単価が高くなった」など、今までと変わってきた状況に対して悲観的な意見も少なくありません。
僕は、マルチスクリーン化した世の中、常に検索するシチュエーションや意図が大きく変わってきている中において、従来のシステムでは消費者に適切な広告を届けることは難しいと思うし、その効果測定も出来ないと思っているので、このアップグレードに関してあまり悲観はしていないです。僕自身もプレイヤーなので、悲観している人の気持ちも分からないでも無いですけどね。
でも、僕らが戦うべきは変わりゆく仕組みや、それを提供する媒体では無いと思います。
リスティング広告はビジネスの拡大を図るための1つの手段であって、戦う(向き合う)べきは対象となる消費者の行動パターンだったり消費者心理であって、いかに購入を決心させるかでは無いでしょうか。
仕組みとルールを理解してどう戦うか
僕はここにつきると思っています。与えられた仕組み、それと使えるツール(配信方法や広告オプションなど)を使っていかに成果を出せるかが僕らの仕事であって、仕組みそのものを批判だけして努力を怠ることは、プレイヤーとして衰退すると考えています。
テレビ番組の受け売りですが、一流の料理人は、食材はファミレスのサラダバー、調理に使えるのは食器だけ、調味料もテーブルやサラダバーのドレッシングのみという厳しい状況下でも、与えられた物だけで見事にたくさんの料理を生み出していました。そして味も文句なし。
リスティング広告も、与えられた仕組みとルールでどう成果を出せるかです。本質を理解していれば、先に紹介した一流料理人のように必ず成果を出せると確信しています。
でも、クリック単価やコンバージョン単価が上がっているのは現実なんでしょう?
様々なところでそう言った結果が出ているようです。果たしてその原因は何なのでしょうか?
恐らく原因は多種多様で、競合要因だったりモバイルの入札単価調整がうまく出来ていなかったりと1つでは無いはずです。どうしてそうなるかという仕組みと、どうすれば解決できるかという本質を押さえていれば、僕らは切り抜けることは出来るはずです。
また、今は移行期ということもあるかもしれません。完全移行のあと、同様な状況が続くことは広告主にとって良い話ではありません。損益分岐点に合わせ入札価格の調整を各アカウントで行っていくと思うので、今は高いかもしれませんが、ある程度は落ち着くのでは無いかと思います。
いずれにせよ、僕らはやることは今も未来も変わりはありません。
最後に
今回のアップグレードについては悲観的意見もありますが、僕らは悲観をするのでは無く、どう消費者に向き合うか、向き合うための仕組みやルールはどうなっていて、その中でどうすればビジネスを最大化できるかと言う点は今も未来も変わらないんじゃないかなぁと思ってます。
思いのままに書いてしまいました。。。
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[…] 上がった」「コンバージョン単価が高くなった」など、今までと変わってきた状況に対して悲観的な意見も少なくありません。 記事の全文はこちら 僕らは何と戦わなければならないか […]