定点観測:Google Merchant Center に Shopping_ads_excluded_country [ショッピング広告非掲載国] 属性が追加

Google Merchant Center ヘルプのお知らせによれば、商品フィードの新しい属性として、Shopping_ads_excluded_country [ショッピング広告非掲載国] がされたとの発表がありました。

Simplify how you use product data across countries – Google Merchant Center ヘルプ

Shopping_ads_excluded_country [ショッピング広告非掲載国] は、商品レベルでショッピング広告を表示しない国を指定することができるという属性です。

どういった場面で利用するか、ヘルプで仕様を確認してみると次のような説明が。

Merchant Center で商品データを登録する際に、メインの販売先国としてドイツを選択し、その他の販売先国としてオーストリアとスイスを選択したとします。オーストリアとスイスで特定の商品を宣伝したくない場合は、この属性を使用して、ドイツでは引き続きその商品を表示しながら、オーストリアとスイスでは表示を停止するように設定することができます。

Shopping_ads_excluded_country [ショッピング広告非掲載国]: 定義 – Google Merchant Center ヘルプ

日本では馴染みがあまりないかもしれませんが、例えば英語圏で国外への配送が一般的なケースなどでは、特定の国のみ広告を表示させたくないケースもあるでしょう(例えば商品の規格が、販売対象となる国の規格に対応できていなくて販売できないなど)。

販売先国はフィード単位でしか設定ができませんが、この属性を利用することでアイテムレベルで非表示のコントロールを行うことができるので、ショッピング広告において広告費をより有効に配分することができるようになりますね。

日本における重要度:★★☆☆☆(越境ECの場合のみ気にしよう)