今回は、Yahoo!リスティング広告 スポンサードサーチ(以下、スポンサードサーチ)で使用できる、文字数や記号などについて触れていきたいと思います。
前回同様、スポンサードサーチで広告がどのように表示されるかを振り返ってみましょう。
と、3つの要素で構成されていることが分かります。
- タイトル
- 説明文
- 表示URL
この、3つの要素を頭に入れていただけましたら、次にすすみましょう!
Contents
使用可能文字数
スポンサードサーチで、各要素で利用可能な文字数をご紹介いたしますと、
文字数制限 | |
タイトル | 15文字 |
説明文 | 33文字 |
表示URL | 半角英数字 29文字 |
となります。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、Google AdWordsの文字数がbyteでカウントされるのに対し、スポンサードサーチでは全角も半角も1文字とカウントがされます。
使用可能文字
スポンサードサーチで使用可能な記号は以下の通りです。
こちらは、スポンサードサーチのガイドライン(2010年8月版)からの抜粋です。
(※2011年2月13日追記) 2011年3月9日(水)に掲載ガイドラインが変更となり、いくつかの記号が使用不可となります。そのため、対象記号に削除線を入れております。
ひらがな、カタカナ | 全角文字を使用すること |
---|---|
英数字 | 全角、半角とも使用可 |
スペース | 全角、半角とも使用可ですが、文字と文字、 |
単語区切りなどの装飾的な使用はできません。 | |
括弧 | 《 》(全角) |
( )(全角) ( ) (半角) ※全角推奨 | |
一重引用符 | ‘ ’ ´(全角) |
句読点 | 。(全角)、(全角) |
中点 | ・(全角) |
アンダーバー | _(全角) |
パーセント | %(全角) |
アンパサンド | &(全角) |
カンマ | ,(全角) ,(半角) ※全角推奨 |
ピリオド | .(全角) .(半角) ※全角推奨 |
コロン・セミコロン | : ;(全角) : ;(半角) ※全角推奨 |
三点リーダー | …(全角) |
ハイフン | ‐(半角) |
計算記号 | -+×=±÷≦≧≠(全角) – +(半角) |
スラッシュ | /(全角) |
疑問符・感嘆符 | ?!(全角) ? !(半角) ※全角推奨 |
その他 | ¥@(全角) |
ギリシャ文字 | ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ |
αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω | |
キリル文字 | АБВГДЕЁЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯ |
абвгдеёжзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюя (すべて全角) |
使用不可能な広告表現
スポンサードサーチでも、Google Adwords同様に、広告文は、文字数制限や使用可能文字をきちんと使用していても、表現に関しても決まりがあり、これを遵守する必要があります。
次に、不適切とされる表現の例などを挙げます。
日本語の用法とテキストのレイアウトに関するもの
◆タイトルと説明文の独立
タイトル文:おいしいシュークリーム
説明文:のことなら●●へ。
など、タイトル文と説明文を結合して1文とするような表記はNGです。
◆感嘆符の多用、記号の連続使用や装飾的な使用
感嘆符「!」「?」の多用(詳細は後述します)や、記号を装飾的に使うことはNGです。
例:タイトル文に「♪秋の♪セール♪開催中♪」というように「♪」の多用すること。
また、同じ記号を3 回以上使用したり、連続して使用したりすることはNGです。
例:タイトル文:「秋のセール♪♪」というような「♪」の連続使用
説明文:「おいしい!シュークリームはいかがですか!送料無料!」と言うように「!」を3回以上使用している
◆スペースの装飾的な使用
「Yahoo!」を「Y a h o o !」のように、スペースを装飾的に利用することはNGです。
◆記号の使用のルール
- 句読点、カンマ、ピリオド、中点はいくつでも使用可能です。ただし、連続使用はできません。
- 1.以外の同じ記号の使用は、タイトルと説明文内(計48 文字以内)で2 回のみ使用できます。カッコ記号については、( )を1 つの記号とみなします。
- 同記号の連続使用はできません。
- 顔文字などの文字装飾は使用できません。
- 使用可能以外の記号でも固有名詞内であれば、原則的に使用できます。
※ ~(波線)、―(全角ダッシュ)、機種依存文字などを除きます。
※ すべての記号において、システム上表示可能か否かの検証は行っておりませんので、提携パートナーや使用記号によっては文字化けが起こる可能性もあり。
広告表現に関するもの
◆URL、E メールアドレス、電話番号、住所などの連絡先情報の記載
広告文中に、URL、Eメールのアドレス、住所、電話番号を含めることはNGです。
◆「世界一」「ナンバー1」などの最高・最大表現の使用
広告文中に「世界一」「ナンバー1」「最高」などの最大級表現を使うことはNGです。
ただし、事実とされる事象、「商品購入でポイント最大20倍」などの表現は審査を通過する傾向にあります。
◆競合製品・サービスとの比較情報の記載
広告文中で、他社製品と比較をする旨の表現をすることはNGです。
まとめ
今回はスポンサードサーチについて簡単にまとめてみました。
Google AdWordsでもそうなのですが、これらのルールはあくまでも最低限守るべきルールであり、商品やサービスによっては、さらに広告表現に関する制限がございます。
これら表現に関しては、スポンサードサーチ 掲載ガイドラインにも明示されている項目ですので、広告文の作成前に1度参照すると良いでしょう。