広告文の作成の基礎(3:Yahoo!リスティング広告で使用できる文字数・記号・表現)

07_広告文(1)-1YJL

今回は、Yahoo!リスティング広告 スポンサードサーチ(以下、スポンサードサーチ)で使用できる、文字数や記号などについて触れていきたいと思います。

前回同様、スポンサードサーチで広告がどのように表示されるかを振り返ってみましょう。

07_広告文(1)-1YJL

と、3つの要素で構成されていることが分かります。

  1. タイトル
  2. 説明文
  3. 表示URL

この、3つの要素を頭に入れていただけましたら、次にすすみましょう!

Contents

使用可能文字数

スポンサードサーチで、各要素で利用可能な文字数をご紹介いたしますと、

文字数制限
タイトル15文字
説明文33文字
表示URL半角英数字 29文字


となります。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、Google AdWordsの文字数がbyteでカウントされるのに対し、スポンサードサーチでは全角も半角も1文字とカウントがされます。

使用可能文字

スポンサードサーチで使用可能な記号は以下の通りです。
こちらは、スポンサードサーチのガイドライン(2010年8月版)からの抜粋です。

(※2011年2月13日追記) 2011年3月9日(水)に掲載ガイドラインが変更となり、いくつかの記号が使用不可となります。そのため、対象記号に削除線を入れております。

ひらがな、カタカナ全角文字を使用すること
英数字全角、半角とも使用可
スペース全角、半角とも使用可ですが、文字と文字、
単語区切りなどの装飾的な使用はできません。
括弧《 》(全角)
( )(全角) ( ) (半角) ※全角推奨
一重引用符‘ ’ ´(全角)
句読点。(全角)、(全角)
中点・(全角)
アンダーバー_(全角)
パーセント%(全角)
アンパサンド&(全角)
カンマ,(全角) ,(半角) ※全角推奨
ピリオド.(全角) .(半角) ※全角推奨
コロン・セミコロン: ;(全角) : ;(半角) ※全角推奨
三点リーダー…(全角)
ハイフン‐(半角)
計算記号-+×=±÷≦≧≠(全角) – +(半角)
スラッシュ/(全角)
疑問符・感嘆符?!(全角) ? !(半角) ※全角推奨
その他¥@(全角)
ギリシャ文字ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ
αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω
キリル文字АБВГДЕЁЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯ
абвгдеёжзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюя (すべて全角)

使用不可能な広告表現

スポンサードサーチでも、Google Adwords同様に、広告文は、文字数制限や使用可能文字をきちんと使用していても、表現に関しても決まりがあり、これを遵守する必要があります。

次に、不適切とされる表現の例などを挙げます。

日本語の用法とテキストのレイアウトに関するもの
◆タイトルと説明文の独立

タイトル文:おいしいシュークリーム
説明文:のことなら●●へ。

など、タイトル文と説明文を結合して1文とするような表記はNGです。

◆感嘆符の多用、記号の連続使用や装飾的な使用
感嘆符「!」「?」の多用(詳細は後述します)や、記号を装飾的に使うことはNGです。
例:タイトル文に「♪秋の♪セール♪開催中♪」というように「♪」の多用すること。

また、同じ記号を3 回以上使用したり、連続して使用したりすることはNGです。
例:タイトル文:「秋のセール♪♪」というような「♪」の連続使用
説明文:「おいしい!シュークリームはいかがですか!送料無料!」と言うように「!」を3回以上使用している

◆スペースの装飾的な使用
「Yahoo!」を「Y a h o o !」のように、スペースを装飾的に利用することはNGです。

◆記号の使用のルール

  1. 句読点、カンマ、ピリオド、中点はいくつでも使用可能です。ただし、連続使用はできません。
  2. 1.以外の同じ記号の使用は、タイトルと説明文内(計48 文字以内)で2 回のみ使用できます。カッコ記号については、( )を1 つの記号とみなします。
  3. 同記号の連続使用はできません。
  4. 顔文字などの文字装飾は使用できません。
  5. 使用可能以外の記号でも固有名詞内であれば、原則的に使用できます。

※ ~(波線)、―(全角ダッシュ)、機種依存文字などを除きます。
※ すべての記号において、システム上表示可能か否かの検証は行っておりませんので、提携パートナーや使用記号によっては文字化けが起こる可能性もあり。

広告表現に関するもの
◆URL、E メールアドレス、電話番号、住所などの連絡先情報の記載
広告文中に、URL、Eメールのアドレス、住所、電話番号を含めることはNGです。

◆「世界一」「ナンバー1」などの最高・最大表現の使用
広告文中に「世界一」「ナンバー1」「最高」などの最大級表現を使うことはNGです。
ただし、事実とされる事象、「商品購入でポイント最大20倍」などの表現は審査を通過する傾向にあります。

◆競合製品・サービスとの比較情報の記載
広告文中で、他社製品と比較をする旨の表現をすることはNGです。

まとめ

今回はスポンサードサーチについて簡単にまとめてみました。

Google AdWordsでもそうなのですが、これらのルールはあくまでも最低限守るべきルールであり、商品やサービスによっては、さらに広告表現に関する制限がございます。

これら表現に関しては、スポンサードサーチ 掲載ガイドラインにも明示されている項目ですので、広告文の作成前に1度参照すると良いでしょう。