SEMで地域ビジネス活性化を応援するため、リスティング広告とその周辺領域についてお伝えしていきます。

追伸、Googleさま。ショッピング広告を含め、ポリシーの見直しをご検討いただけませんか?

先日投稿させていただきました記事、「拝啓、Googleさま。ショッピング広告の健全な成長のために尽力いただけないでしょうか」は多くの方に読んでいただき、どのレイヤーの方まで届いているかわかりませんが、Googleにも僕の声が届いたようです。本当にご支援ありがとうございました。

その後、ショッピング広告の表示にどのような変化があったか、ショッピング広告の健全な発展には何が必要なのかを改めて考え、まとめてみました。この記事を持って、改めてGoogleや広告主のみなさまへのお願いと変えさせていただければと思います。

ショッピング広告の表示、その後

これについては、後日談としてTwitterの方で状況をシェアさせていただきましたので、その内容をそのままにお伝えいたします。

※あくまでも、前回取り上げた範囲での検証なので、検索語句によっては変化が無いものもあるはずです

「 Tシャツ gu 」

「パンツ メンズ」

「 コスプレ 」

「指 マッサージ」

「ドール」

キャプチャについて

これらの画像はシークレットモードでキャプしていまして、Googleアカウントからはログアウトした状態にて、都度シークレットモードをオンしたりオフしたりしてます。

なので、年令や性別と言った情報や、直前の検索履歴ができるだけ影響しないような環境だと思っているのですが、違っていたらすみません。

改めてアダルトに関するGoogle広告のポリシーを読み返してみる

Googleがこのような性的なものを連想させる商品を、画像つきの商品広告として表示することができるという根拠を、ポリシーから遡って検証してみます。

Google Merchant Center ポリシー

制限付きコンテンツ

下記のポリシーは、法律的または文化的に取り扱いに注意が必要なコンテンツを規定しています。オンライン プロモーションはユーザーにアピールするうえで効果的な手法ですが、掲載が適切でないと考えられる地域とタイミングでは、取り扱いに注意が必要な分野の広告を掲載しないよう配慮しています。

こうした理由により、下記のコンテンツの宣伝は制限付きで許可されます。こうしたコンテンツを宣伝する広告は、すべての地域ですべてのユーザーに表示されるとは限りません。また、こうした広告の掲載が許可されるには、あらかじめ別の要件が満たされていることが必要な場合があります。なお、一部のサービスや機能、ネットワークのみ、こうした制限付きコンテンツの広告に対応しています。

成人向けコンテンツ

Google では、次のような成人向けのコンテンツの宣伝を制限しています。
・ アダルトグッズ
・ 性的内容を示唆するコンテンツ
・ 肌の露出やヌードを含む画像

アダルト コンテンツを宣伝する場合、次のような行為は認められません。
・対象国の法律や規制に違反すること
・ 未成年者をターゲットに設定すること
・ 露骨な性表現を含むコンテンツを宣伝すること
・ 児童への性的虐待を含むコンテンツなど、未成年者や強制的な性行為をテーマにした性的コンテンツを宣伝すること
・ 報酬の見返りに性行為の機会を提供していると解釈できるようなサービス

制限のあるアダルト コンテンツの例: 成人向けのおもちゃ、成人向けの雑誌、性的能力を増進させる商品、性的なものを連想させるランジェリーの宣伝。

ショッピング広告のポリシー – Google Merchant Center ヘルプ

要約すると、Google ショッピング広告に関して、「成人向けのおもちゃ、成人向けの雑誌、性的能力を増進させる商品、性的なものを連想させるランジェリー」のような制限のあるアダルトコンテンツの広告掲載は、一部のサービスや機能、(広告の)ネットワークが対象となるということです。

Google 広告ポリシー

ポリシーの要点

上記の要件を満たして承認された広告については、次の項目を確認したうえで掲載してください。

広告プラットフォーム
アダルト広告および成人向け広告の掲載可: Google 広告と AdWords Express

広告ネットワーク
Google 検索: Google 検索および検索ネットワークでは、アダルト コンテンツ広告の掲載が許可されています。ただし、セーフサーチ機能を有効にしているユーザーには、この種類の広告は表示されません。

広告フォーマット
ある広告フォーマットの表示が許可されるかどうかは、使用しているプラットフォームの種類や広告のステータス、候補となった掲載先で表示が許可されているかどうかなど、さまざまな要素で左右されます。また、すべてのパーソナライズド広告にはパーソナライズド広告ポリシーも適用されます。次に一般的な例を示します(ただし、これらに限定されません)。

アダルト コンテンツの宣伝不可:
・アプリ広告 および アプリリンク表示オプション
・ 消費者評価
・ 動的ディスプレイ広告
・ 動的検索広告
・ Gmail 広告
・ イメージ広告
・ ライトボックス広告
・ 予約ディスプレイ広告
・ レスポンシブ広告
・ TrueView 動画広告

アダルト コンテンツ – Google 広告ポリシー ヘルプ

Google Merchant Centerよりも上位に位置するGoogle 広告ポリシーによれば、Google 広告かつGoogle 検索かつ宣伝不可の指定を受けていないショッピング広告は、セーフサーチ機能を有効にしない限りは、制限付きのアダルトコンテンツは表示されてしまうということです。

これが、ショッピング広告で制限付きステータスの商品広告が、いとも簡単に表示されてしまうという根拠になります。

画像や動画を用いた広告フォーマットの場合はアダルトコンテンツは、ポリシー上表示できない

もう一度、Google 広告のポリシーを振り返ってみます。

広告プラットフォーム
アダルト コンテンツの掲載不可:
・AdMob
・Google アド マネージャー
YouTube

広告ネットワーク
ディスプレイ ネットワークと アド マネージャー 販売者ネットワーク: これらのパートナー サイトでは、アダルト コンテンツ広告の掲載は許可されていません。

アダルト コンテンツ – Google 広告ポリシー ヘルプ

ディスプレイネットワークとYouTubeでアダルトコンテンツを含む広告は掲載できないルールとなっています。審査もかなり厳しいです。

【考察】ディスプレイネットワークとYouTubeでアダルトコンテンツを含む広告は掲載できないのか?

ポリシー策定の背景までは記載がないので、これは完全に個人的な想像に過ぎませんが次のような理由なのかなと考えています。

  • 画像や動画は、視覚からの情報量がテキストと比べ物にならないくらい大きい
  • 故に、未成年者に対しての配慮に漏れがあってはならない

つまり、テキストから想像させる間もなく、視覚的に直接脳に訴えかけてしまうインパクトがでかすぎるのではないかなと。あくまでも個人の想像の域を出ませんが。

問題点を改めて整理してみます

以上の点を踏まえて、もう一度いろいろな角度から考えてみます。

販売者側の側面

僕からお願いしたいことは、すごく手間がかかるとは思うのですが、性的なものを連想させる商品には、必ずアダルト属性を利用してください。

広告を掲載する以上、そこからの売上を上げたい、クリック率を高めてできるだけ安く目立つ位置にショッピング広告を掲載したい。わかります。

ですが、同時にショッピング広告というプロダクトを通して、これからお客様になってくれるであろう方々の体験を壊すことは、機会損失にもつながる上、誰も幸せにはならないと思います。

ポリシーの側面

プロダクトにポリシーが追いついていないの一言に集約できるのではないかと思います。

従来、テキスト広告しか表示できなかったこともあり、前述で紹介したポリシーで問題なかったのですが、ショッピング広告が表示されるようになってから今もなお、大きなポリシーの改定は見受けられません。

セーフサーチという防護柵も、広告主の設定ミスがあれば簡単にくぐり抜けてきてしまいます。商品フィードにおけるアダルト属性のオンオフだけではなく、商品画像もしっかり審査していただき、どの広告主に対しても公平な運用としていただきたいと思います。

2019年の秋には、Google Markting Live 2019で発表になった、ギャラリー広告のローンチも控えています。今のままのポリシーで運用されれば、アダルトコンテンツがテキスト広告でも表示できてしまうなんて可能性もゼロではありません。

今こそ、アダルトコンテンツに関するポリシーを見直すタイミング(遅すぎるぐらいですが…)なのではないでしょうか。

最初からGoogleアカウント分けて、しっかりと親が管理…というのもわかりますが、ここは性悪説で考えるのが最も効果的なのではないでしょうか。

個人的には、YouTube等と同様にGoogleアカウント(年齢も18歳以上)にログインしていないと、アダルトコンテンツが表示されないなどがベターだと考えます。

Google を利用する誰もが良い体験を

厳格なポリシーをすり抜けて、思わしくない広告が表示される自体が長期に渡って続くことは、販売者だけではなくプラットフォーム全体の信頼性を損ねることにも繋がりかねません。誰が得するのでしょうか?やったもの勝ちの広告主ともいえますが、そんな不公平感が拭えない中でプロダクトの成長はありえません。

ユーザー体験の向上、広告主の売上寄与、Googleへの売上寄与がさらなる価値の向上に必ず繋がります。三方良しとなるようにご協力いただけると、とても嬉しく思います。

この記事が多くの皆様の目に触れ、少しでも同じ思いを持ってくれる人が増え、大きな声となりますように…。

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