SEMで地域ビジネス活性化を応援するため、リスティング広告とその周辺領域についてお伝えしていきます。

形態素解析を知って除外をマスターする

SEM Cafe小西先生が「形態素解析を理解した上での除外キーワード設定をする」記事って無いよね。的なことを仰っており、それに答えるべく私の方でちょっと触れてみたいなと思いましたので、つらつらと書いて見ます。

 形態素解析とは?

形態素解析については、過去に当ブログでもご紹介しておりますので、そちらをご覧下さい。

リスティング広告における形態素解析の知識を持っておくと便利かもしれない件

 

 なぜ形態素解析を考慮する必要があるか

例えば、こんな例題です。

あくまでも例題なので、下記の一部内容はフィクションです。

とあるラーメン店が「ラーメン 大井町」というキーワードで入札をしています。

そんな中、大井町には店舗が無いはずの「ラーメン 大」という店舗名のキーワードで広告が表示されるようになりました。

そのため、「ラーメン 大」フレーズ一致で除外キーワードを設定したところ、 「ラーメン 大井町」という検索語句で広告が表示されなくなってしまいました。

20131021-2

「ラーメン 大井町」という検索語句は、どのように解析されるか

Google AdWordsではこのように解釈されます。下記は、検索語句(検索クエリー)レポートのキャプチャです。

 

20131021-1

 

実はシステム上は「ラーメン_大 _井町」(“_”はスペースの意)と認識され、「ラーメン」「大」「井町」という3つの語句に分解されます。

そのため、「ラーメン_大井町」というキーワードに対して、「ラーメン_大」のフレーズ一致で除外を設定すると、「ラーメン_大井町」の形態素解析結果である「ラーメン_大_井町」に対して前方一致で適合してしまうため、広告の掲載がされなくなってしまうという事態に陥ります。

 

形態素解析を理解しないと意図しない機会損失が出るかもしれない

先ほどの例題は、僕の出せる最大限の事例で、かなりレアなケースですが、地名や商品名などに関するキーワードでは、1つの言葉が複数の言葉に分けられてしまうことは良くあります。とりあえず「フレーズ一致」で除外しておけば安心と思っていらっしゃる方は、改めて設定した除外キーワードを確認することをお勧めいたします。今回の例に当てはまる様なケースがもしかしたらあるかもしれません。

また、この例では意図しない機会損失が発生してしまったケースですが、逆に、思うように除外しきれないケースというのもあるはずです。しかしながら、この形態素解析の考え方を知っておけば、どちらのパターンにも対応できます。

除外キーワードを設定する前には、検索語句(検索クエリー)だけでは無く、形態素解析結果も確認の上、どういったキーワードで除外すべきか確認した方が良いです。

ちなみに、先ほどの例題のベストプラクティスは、[「ラーメン 大」完全一致で除外をすることが好ましい」]です。完全一致で除外の場合は、想定しうる全てのパターンを登録する必要がありますが、フレーズ一致で除外をした場合、主軸のキーワードでも軒並み広告が表示されなくなる恐れがあるため、これが最適と考えます。

小西先生、これで良かですか?

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